試験はバランス
これからアドバイスすることはどの資格試験にも当てはまりますが、特に社労士試験は1日で10科目を各基準点を超えなくてはいけませんし、選択式と択一式という2つの試験がありますので、気をつけなくてはいけないことだと思います。
それは、この1週間で確認する科目にかける時間の配分です。
直前期の模試で点数の低かった科目は気になる科目になると思いますが、その科目だけを確認していると、本試験ではその苦手だと思っていた科目で意外と得点できたけど、得意だと思っていた科目で低い点を取ってしまうものです。
これまでの受験勉強の中で、みなさんの頭の中には各科目の合格脳が形成されているはずです。それを最後のこの時期に、バランスよく刺激してあげることが一番大切なのです。
本試験は1日で終わりますが、実体は各科目ごとの試験をまとめて受験するだけなのです。ですから、ある科目を1週間手薄な状態で臨めば、その科目の試験は結果が出せないのは当然です。
このことをしっかりと理解して、実践できる人が最後の勝利を勝ち取ります。これまでの試験や模試の結果は全然合否に影響しません。
このことを最後まで忘れないで、全力を尽くしてください!